さて、今回は中判カメラについてです。
中判カメラは、35mmフィルムよりも大きなネガサイズを使用するカメラのことを指します。一般的な中判カメラでは、ネガサイズは6×4.5cm、6x6cm、6x7cm、6x9cmなどの範囲であり、これにより高い解像度と優れた画質を実現します。
特徴としては、まず、高画質!中判カメラは大きなネガサイズを使用するため、35mmフィルムに比べてより詳細でクリアな画像を提供します。これにより、細部の再現や階調の豊かさが向上し、プリントや拡大プロセスにおいても優れた品質を保持します。大きなネガサイズにより、より高い解像度と広いダイナミックレンジが実現されます。これは、ハイエンドなポートレート、風景、スタジオ撮影など、品質と詳細が重要な場面で力を発揮します。操作ダイヤルやフォーカスリングなどの物理的なコントロールが豊富で、手動で撮影することが多いため、写真愛好家やプロの写真家さん、またはそれにあこがれる方々の人気があります。中判カメラには、レンズが交換できることが一般的です。さまざまな焦点距離とレンズタイプのレンズを使用することで、様々な撮影スタイルや被写体に対応することができます。
Mamiya、Pentax、Fijifilm、そして、Hasselbladとそれを目指した善三郎さんのZenza Bronicaなどが有名でしょうか。次回はそこに触っていきましょう。