今回は、誰もが認めるCanonのプロ仕様一眼レフカメラ Canon F-1について見ていきます。
1970年代を代表するキャノンのフラグシップカメラです。
キャノンさんも自信を持って「10年不変」と宣言したのは有名な話となっています。
後期モデルが出ていますが、マイナーチェンジでご愛敬です。
さて、ここまで自信を持って世に出せるカメラを開発した要因は、やはりニコンに一眼レフカメラで後れを取っていたことがあります。レンジファインダーのCanon 7やPの開発にリソースを回していたツケが一眼レフに回ったという話をカメラ屋さんが話していたのも思い出します。ちなみにCanon F-1にはNikonはNikon F2をぶつけています。まあ、どこまで行ってもキヤノンニコン戦争は終わらないということですね。
ここで前述した、前期モデルと後期モデルの見分け方。
チャージレバーの形状が違っていますね。
これは当時、あがってきた要望に応えた形ということです。
さらに要望ということでフィルムの最高感度がISO2000からISO3200へあげてきています。
プロ仕様であるがゆえのマイナーチャンジですね。
次回は、少し方向の違う検品やメンテナンスについて!